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リードリレー長納期

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リードリレー長納期
1月のコラムでも配信しましたが依然として長納期の状況が続いています。
(※『リードリレー長納期化と価格高騰』2023/1/11)

当社の高圧リードリレーの内部には2社の海外メーカーのスイッチを使用していますが
このスイッチは特殊な大型/真空スイッチで、この2社が世界の供給数のほとんどを占めています。

それぞれ別の国のメーカーで仮にA社とB社とします。
最大手はA社になりますが、早い時期に受注過多により長納期化したため
B社に注文が流れた結果B社も受注過多に陥り今やB社のスイッチも長納期化しています。

当社ではこの両社のスイッチを使い分けて異なる品番で販売しています。
その理由としては両社のスイッチの仕様の違いや接点開閉性能に差異があるためです。

大まかには以下の通りです。

定格(W) A社>B社
切断電圧(VDC) A社<B社
耐電圧(VDC) A社<B社
寿命特性 A社<B社
価格優位性 A社>B社
※詳しくはお問い合わせください。https://www.sankyointernational.co.jp/contact.html

当社の受注割合としては主に価格優位性によりA社スイッチ使用リレー(DP、DPEシリーズ)の方が多いのですが、
ここ数年ではB社スイッチ使用リレー(DPFシリーズ)を採用されるユーザー様が増加しています。
また国内の他のリレーメーカーが高圧リードリレーを受注停止にしたことによって
当社に転注されるユーザー様が増加しています。

元々当社でのB社スイッチ使用数は多くありませんでした。
当社がB社スイッチの手配数を増加させた時期と
B社が長納期化したタイミングが重なってしまったために入手が大変困難となっています。

このような背景で当社ではA社、B社共にスイッチ発注数を増やしているのですが
満足に供給を受けられていないことと受注過多により生産が追いつかないために
しばらくは長納期の状況は続くと言わざるを得ません。

当社製品納期で支障がある場合は、代替として世界中のメーカーのリレーも紹介できますので是非ご相談下さい。
当社では最大の特徴である『短納期対応』に戻れるよう引き続き努力してまいります。
ユーザー様にはご不便とご迷惑をお掛け致しますが今後とも何卒ご理解とご協力をお願い致します。

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