
文系事務員の私が出会った、おもしろい計測器の世界へようこそ。
見積書を作成しているとき、ふと目に飛び込んできた不思議な言葉がありました。
「インピーダンス」
文系の性でしょうか、まずはその「響き」に引っかかってしまいます。
え、ダンス? 計測器がダンスするの? 回転数か何かを測るステップのこと? ひとりで勝手に想像を広げたあと、現実に戻って調べてみると……
そこに待っていたのは「交流電流における抵抗」という解説でした。
邪魔をする「ダンス」と「タンス」
なるほど、一生懸命に電流を流そうとしているところに、横から「ダンス」で通せんぼをされたら、確かに流れにくそうです。
さらに関連用語を眺めてみると、今度は**「リアクタンス」**という言葉が登場しました。 ダンスの次は、タンス……?
クローゼットが電気を邪魔するのかしら?なんて思ってしまいましたが、これも立派な専門用語。
・リアクタンス(タンス?):コイルやコンデンサが交流電流を妨げる力のこと。
・インピーダンス(ダンス!):普通の「抵抗」に、この「リアクタンス」が合体した、交流回路における総合的な「流れにくさ」のこと。
「足し算」でつながる、新しい世界
昔、理科の授業で習った直流回路では、「抵抗(R)」だけで流れにくを考えていました。 でも、電気が行ったり来たりする「交流」の世界では、
そこに「リアクタンス」という新しい要素が加わります。
インピーダンスは、抵抗だけでなくリアクタンスも含めて、交流回路全体の「流れにくさ」を考えるためのもの。
「抵抗」だけだった世界に、もう一つの要素が加わる。まさに、私にとっては新しい知識の「足し算」でした。
ちなみに、英語の「impedance」の語源は、「妨げる」という意味の「impede」。
ダンスのステップではなく、まさに「通してあげないよ!」という、電気の世界の「通せんぼ」だったのですね。
単位は、昔懐かしの**「Ω(オーム)」**を使います。
「あ、この記号知ってる!」という自分の古い知識と、新しい言葉が結びつく瞬間は、何度経験しても最高に面白いものです。
すごく遠い存在だと思っていた計測器の世界も、言葉の扉をひとつ叩くたびに、少しずつ身近になっていく気がします。
数値の裏側に隠された物語を、次回もまた、あなたへ。
次回、バランシングマシンをお楽しみに。
製品ページはこちら▼
三協インタナショナルの製品情報│計測・校正システムの三協インタナショナル株式会社 | 三協インタナショナル株式会社
お問い合せはこちら▼
計測・校正システムの三協インタナショナル株式会社 | 三協インタナショナル株式会社



