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職場における熱中症対策の強化について

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職場における熱中症対策の強化について

今年も蒸し暑い季節となりました。

昨年の熱中症救急搬送者は97千人で過去最高となり職場における熱中症死傷者は1195人でした。
夏季の気温上昇と共に熱中症による労働災害も増加しています。
それに伴い厚生労働省より熱中症の重篤化を防止するため、
熱中症のおそれのある作業(WBGT28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は14時間を超える作業)を対象に
労働安全衛生規則が改正され、令和761日から事業者へ熱中症対策として
「体制整備・手順作成・関係者への周知」が義務付けされます。

弊社も客先での屋外作業や現場出張の際は対象となる可能性があるため、現地での作業については、
朝礼やミーティングの周知内容(暑さ指数、水分・塩分補給の設備場所、緊急時の連絡体制など)作業環境、掲示物、作業者の体調チェックの確認を行い作業をお願いします。

・無理のない作業計画を立て、暑さ指数に応じて涼しい場所で十分な休憩時間をとる。
・のどが渇いていなくても定期的に水分・塩分を補給する。
・睡眠不足、朝食抜き、二日酔いを避け、体調不良があれば現場管理者に申し出る。
・現場リーダーは作業開始前、作業中にわたって作業環境や作業者の様子を目配り、声掛けを実施する。
・熱中症が疑われる場合は、作業場を離脱し涼しい所へ移動して、衣類をゆるめ体を冷却し
 水分・塩分を補給する。
・自力で水が飲めない、また様子がおかしいと感じたら迷わず119番。

その状況に応じた速やかで適切な対処が熱中症の重篤化を防ぎます。

熱中症死亡災害のほとんどが発見の遅れや異常時の対応の不備によるものです。
自分自身の体調管理を行い、熱中症の予防となる基本を守り、暑い季節を乗り切りましょう。

本日もご安全に。

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