
2018/3/29 Trisha Tripathi
空気圧校正器及びコントローラは、清浄な乾燥空気又は窒素で作動するように設計されていますが、粒子状物質、水または油の汚染物質にさらされることが多いです。
それにより修理およびメンテナンスを頻繁に行う必要があり、機器内部の空気圧レギュレーターに修理不能な損傷を与える可能性もあります。
空気圧校正環境における最も一般的な汚染源は、テスト対象のデバイス(DUT)によるものです。多くの場合、DUTは通常の使用で汚染されます。これはさまざまな圧力媒体が存在するフィールド機器に特に当てはまります。
校正する前と校正中の両方でDUTを除染する方法はいくつかあります。
DUTを関連する接続パーツとともに(数回)除染し、校正の前に洗浄プロセスを実行することをお勧めします。
ただし、この方法では作業工程に追加の手間が必要であり、リソースとコストが消費されます。汚染除去のより効果的な方法は、手動または自動の汚染防止システムを使用することです。
汚染防止システムはDUTおよび校正器/コントローラとインラインで接続され、圧力の流れが負圧、ベント、または圧力下降制御の時、圧力は液体トラップおよび合体フィルタを通ってから校正器に入ります。

手動汚染防止システムは、圧力の流れの方向に応じて、有効または無効にする必要があります。
これは、空気圧校正器とコントローラを使用する主な利点である効率に大きく影響します。
自動汚染防止システムは、手動バージョンの全ての利点を有していることに加えて、それ自体で圧力フローを方向付ける自動作動システムを備えています。
Mensorは、CPC4000およびCPC6050圧力コントローラ用の自動汚染防止システム(A-CPS)を提供しています。A-CPSは、追加の電源を必要とせず、圧力コントローラから電力を引き出します。
A-CPSは、圧力コントローラのユーザーインターフェースによって制御され、継続的な使用を確実に行うことができます。
これは、DUTの事前の除染を支援し、DUTからコントローラに流れる圧力をフィルタに通します。
Mensor 社によるオリジナル記事です。 許可を得て日本語に翻訳しました。
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Mensor社製圧力コントローラ
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Mensor社自動汚染防止システム A-CPS
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