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接地とアースケーブル

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接地とアースケーブル

アースケーブルは基本的には大地(地面)に電気を逃して感電を防ぐために用いられる線で、
電気の世界では非常に重要な物です。
電化製品の設置等の際に『接地』という言葉を目にすることがあると思います。
接地とは、電気設備や構造物を導体により大地と電気的に接続することを意味していて、
地球(大地)と電気的に接続することから『アース』と呼ばれることもあります。
アースケーブルは従来、緑色単色の物を使用することが一般的でした。

しかし、現在ではIEC規格を適用し安全を用途とする場合、緑色と黄色の2色の物を使用されるようになってきています。
またその2色の配分についても細かな規定があり、全長にわたって緑色と黄色の2 色の組合せでどの部分の15 mm の長さをとっても、
その色の一つが保護導体表面の30 %以上70 %以下を覆い、残りの表面を他の色が覆うものであることと定められています。
アースケーブルの選定する場合、特に色の割合にも注意を払い選択するようにしましょう。

またアースケーブルを接続する表現として、『アースをとる』と言うことがあります。
しかし、この表現はアースを取り除くという解釈もできる為、場合によっては事故を招く恐れがあります。
伝え方には十分注意しましょう。

参考文献
https://fujisafety.jp/files/case/JS2-No27.pdf

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