
弊社は主にヨーロッパ、アメリカからセンサ・計測器を輸入しお客様に販売しております。
技術部では、輸入した製品の入荷検査、修理、校正が主な業務ですが、お客様の現場で検査をしたり技術指導なども行っております。
今回は技術部員Sさんに日常の仕事内容について聞いてみました。
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私は主に入荷検査を担当していますが一部製品においては現場にて始動調整・修理。現地製品説明を行うこともあります。
主に担当している製品は以下の通りです。
◎ ガスモニタ(*)、CO2計、温湿度計
◎ 圧力計、加速度計、変位計
◎ エレベータ診断装置
(*)納品後、現地にて始動調整・修理・現地製品説明を行うこともあります。
入荷検査のおおよその流れは以下の通りです。
① 型番・員数・付属品及びオプション等に相違はないかを確認します。
②製品に傷・汚れ・変形はないかを確認します。
③ ①、②で異常がなければ検査手順書に記載された内容通り動作確認等を行います。
④結果は入荷検査書に記載します。
入荷検査合格の場合は製品を倉庫に保管、不合格の場合は不適合棚に保管するとともに関係部署へ連絡し対処法を決定します。
尚、弊社では入荷検査のみならず輸入した製品を加工するケースもあります。
検査不合格の場合等イレギュラーにも迅速に対応するため、弊社では製品入荷後5営業日以内に実施することをルールとして定めています。
この仕事のやりがい
◎ 新製品が輸入される機会も多く、好奇心をもって業務に挑むことができる。
◎ 現地不具合対応等で修復できたときは嬉しいです。
この仕事の厳しさ
◎ 似た製品でも配線位置等が異なる場合もあり、慣れで気を抜くと製品を破損する恐れがあります。◎ 検査ミスによる不具合が発生すると、お客様にご迷惑をおかけすることになるので失敗は許されません。
目標
◎ 担当している製品の技術レベルの更なる向上◎ 検査等でヒヤリとした点・失敗した点を踏まえ検査手順を改定し、技術部起因による不適合を減らす。
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技術部では、入荷検査や現場作業など業務は広範囲ですが、お客様に満足していただけるサポートができるよう日々研鑽しております。