
弊社の技術部も発電所に納入したセンサ及び計測器の定期点検のため、しばしば現場に赴きます。
現場作業において墜落、転落による労働災害の防止を図るための措置により、改正法令に基づいた新規格に適合した墜落制止用器具の着用が義務化されました。この改正に伴い経過措置として旧規格に適合している現在使用の安全帯は2022年1月2日から使用できなくなります。
そのため実績のあるお客様の現場作業において安全帯着用が義務化されている現場では現地作業ルールに従い、現地作業を担当する社員はフルハーネス特別教育(学科、実技教育で6時間)を受講しています。
また、新規格に適合した墜落制止用器具も2022年より着用して現場作業を行います。
適切な墜落制止用器具の選定につきましてはフルハーネス型を原則としますがフルハーネス型、胴ベルト型、共にショックアブソーバーの種別(フックを掛ける位置で選定)、ランヤードの長さ、落下した場合の地面までの距離、使用可能質量(着用者の体重と装備品)、作業内容等を考慮し選定しています。
弊社の現地点検作業では墜落制止用器具を使用し作業する機会は少ないと思いますが、自分を守る最後の手段としての保護具であることを念頭に正しい着用と使用前後の点検を確実に行い無災害で安全作業を心がけましょう。本日もご安全に。