
fluconは、流体の特性を計測する機器の開発、製造、販売を独自に行い、
計測・分析方法の新しいアプローチを世界中のお客様へと提供する、流体特性計測のスペシャリスト達が揃うドイツの企業です。
1991年に設立され、今年で30周年を迎えました。
fluconの製品のうち、日本国内では特にCGSが高い評価を得ております。以前は注射器によって配管から抜き取ったオイルの体積と重量から、オイルの含まれる気泡の割合(ガス含有率(エア含))を推定していた従来手法に対して、この製品は応答10Hzのリアルタイム計測という急激な進歩をもたらしました。
特にオイル中の気泡が問題となりやすいオイルポンプやトランスミッション、自動車エンジン等に関わる様々なお客様からご好評頂いております。
更に近年、fluconは任意のガス含有率に設定したオイルを吐出するといった画期的な装置(FOAM)を開発し、これまで再現試験を行うことが不可能だったガス含有率計測という分野において、全く新しいアプローチを提供しています。
その他、fluconが提供している主要な計測装置は次の通りです。
● QVis 石英粘度計:配管に直接設置可能な粘度計
● LUBRICON オイルパフォーマンスモニタ:オイルの劣化度合いを監視
● CGS ガス含有率計測システム:油中に含まれる気泡の割合を計測するシステム
● LAMBDA 熱伝導率計測器:流体サンプルの熱伝導率を計測
これらに加え、新たに次の2製品がラインナップに加わりました。
●FOAM エアレーションマシン:オイルへ任意の割合で気泡を含ませる装置
●EPSILON+ 誘電特性計測器:流体サンプルの誘電特性を計測
また、計測器の提供のみならず、fluconはサービスにも力を入れています。
fluconの研究設備を利用して、潤滑油やその他の流体の分析を行うことができます。お客様の要件に応じて、50~300mlのサンプルをお預かりし、最大温度120℃、最大圧力10,000Barまでの条件で、流体の特性を調査する受託試験を行うことが可能です。
更にfluconでは、お客様が抱えている流体や流体特性に関する問題についてのコンサルティングサービスも提供しています。お困りのことがございましたら、気兼ねなくお問い合わせ下さい。
油中ガス含有量計測システム CGS : https://www.sankyointernational.co.jp/products/gas_content_meas_syst_in_oil/item_438
熱伝導率計測システム LAMBDA : https://www.sankyointernational.co.jp/products/thermal_conductivity_sensor/item_541
誘電性流体の特性計測システム EPSILON+ https://www.sankyointernational.co.jp/products/measuring_system_for_dielectroc_fluid_properties/item_542